令和 4年 6月 定例会(第2回) 令和4年第2回
燕市議会定例会会議録(第4号) 令和4年6月24日(金曜日)午前10時
開議議事日程 第 1 議案第35号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第3号) 第 2 請願第2号及び請願第3号 第 3 議案第36号から議案第38号まで 第 4 発議案第2号及び発議案第3号 第 5 議会選第3号 燕市
選挙管理委員及び同補充員の選挙について 第 6
議員派遣第1号 議員の派遣について 本日の会議に付した事件 日程第 1 議案第 35号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第3 号) 日程第 2 請願第 2号
行政書士制度及び
行政書士法への理解を 深め普及啓発を行うことについて 請願第 3号
緊急事態に関する
国会審議を求める請願 日程第 3 議案第 36号 財産の取得について(
吉田トレーニング センタートレーニングマシン) 議案第 37号 三条市、燕市、加茂市、田上町及び弥彦 村並びに新潟県三条・
燕総合グラウンド 施設組合の公の施設の相互利用に関する 協定の一部変更について 議案第 38号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第4 号) 日程第 4 発議案第 2号
緊急事態に関する
国会審議を求める意見 書 発議案第 3号
燕市議会議員の
議員報酬等の特例に関す る条例の制定について 日程第 5 議会選第 3号 燕市
選挙管理委員及び同補充員の選挙に ついて 日程第 6
議員派遣第1号 議員の派遣について
出席議員(18名) 2番 岡 山 秀 義 君 3番 田 澤 信 行 君 5番 柳 川 隆 君 6番 宮 路 敏 裕 君 7番 小 林 由 明 君 8番 樋 浦 恵 美 君 9番 中 山 眞 二 君 10番 山 﨑 雅 男 君 11番 タナカ・キ ン 君 12番 塙 豊 君 13番 丸 山 吉 朗 君 14番 長 井 由喜雄 君 15番 齋 藤 信 行 君 16番 渡 邉 広 宣 君 17番 大 岩 勉 君 18番 土 田 昇 君 19番 渡 邉 雄 三 君 20番 大 原 伊 一 君欠席議員(なし)説明のため出席した者の職氏名 市 長 鈴 木 力 君 副 市 長 南 波 瑞 夫 君 教 育 長 小 林 靖 直 君 総務部長 遠 藤 一 真 君 (筆頭部長) 企画財政 春 木 直 幸 君 市民生活 前 山 正 則 君 部 長 部 長 健康福祉 原 田 幸 治 君 産業振興 若 井 直 樹 君 部 長 部 長 都市整備 高 波 茂 君 教育次長 太 田 和 行 君 部 長
教育委員 鈴 木 華奈子 君 企画財政 小 杉 茂 樹 君 会 主 幹 課 長 社会教育 廣 田 友 幸 君 課 長 (スポーツ 推進室長)職務のため出席した者の職氏名
議会事務 丸 山 篤 君
議会事務 酒 井 緑 君 局 長
局議事課 (議事課長) 課長補佐
議会事務 伊 藤 崇 人 君
議会事務 渡 辺 由 奈 君
局議事課 局議事課 主 任 主 事 午前10時24分 開議
○議長(大原伊一君) 全員ご起立願います。おはようございます。 ただいまの
出席議員は18名で、定足数に達しております。 あらかじめ通知したとおり、会議規則第9条第2項の規定により、会議時刻を繰り下げ、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、タブレットに配信しました議事日程のとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。
△日程第1 議案第35号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(大原伊一君) 日程第1 議案第35号を議題とします。 本件に関し、各
常任委員長の報告を求めます。 最初に、
総務文教常任委員長の報告を求めます。
◆12番(塙豊君) それでは、
総務文教常任委員会の
審査報告を行います。 当委員会に審査を付託された議案は1件であります。去る6月20日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 議案第35号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第3号)における当
委員会所管分について報告します。まず、教育費の
学校管理費について、備品購入の財源を
子ども夢基金からとしているが、本来一般財源でやるべきと思うが、どう考えているのか質疑がありました。当局からは、今後とも寄附者の意向を詳しくお聞きした上で、その趣旨にのっとった使い方をさせていただきたいとの答弁がありました。 次に、民生費の
放課後児童クラブ等環境整備事業について、Wi―
Fi機器設置工事費が高額な理由は何かとの質疑に対し、当局からは、家庭用のWi―Fi機器ではなく、一度に何十人もアクセスしてもある程度の速度が確保できる
アクセスポイントなどを各施設の利用人数に応じて整備するためとの答弁がありました。また、総務費の
コミュニティ助成事業について、特定財源を使うということになっているが、財団に申請してもらえるのか、それとも枠ができたから、それをお知らせした上で手挙げをした自治体が申請されたのかとの質疑があり、当局からは、
一般財団法人自治総合センターが宝くじの
社会貢献事業として
コミュニティ活動に対し助成するもので、市が9月に
自治会宛てに募集をかけ、自治会が手挙げという形で希望する団体は申請をし、それを受けて市が県を経由して財団に申請を行うものとの答弁がありました。 そのほか民生費の
全天候型子ども遊戯施設整備事業の単価調査の内容や教育費の
教育指導費及び
スクールソーシャルワーカー等派遣事業のそれぞれの内容についてなどの質疑があり、当局からは詳細な説明、答弁がありました。 これら審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(大原伊一君) 次に、
市民厚生常任委員長の報告を求めます。
◆17番(大岩勉君)
市民厚生常任委員会の
審査報告を行います。 当委員会に審査を付託された議案は1件であります。去る6月21日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 議案第35号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第3号)における当
委員会所管分について報告いたします。まず、
社会福祉費の
介護サービス事業所燃料費支援事業では、
事業対象の内訳や支援金の積算根拠について質疑があり、当局からは、
事業対象の内訳については
福祉用具貸与、
販売事業所を除く全ての
介護サービス事業所を対象に考えている。支援金の積算根拠については、前年比で1リッター当たり19円の価格上昇を踏まえ、月1回50リッター程度を給油するものと想定し、19円掛ける50リッター掛ける12か月で約1万円程度と計算させていただいたとの答弁がありました。 次に、
社会福祉費の
敬老事業において、
敬老お祝いクーポン券の
利用期間を
フェニックスクーポンの
利用期間と統一せずに10月末までにした理由と、
利用期間を決める際に内部での調整はあったのかといった質疑がありました。当局からは、この事業は今年で3回目となるが、3年前までは地区の敬老会が9月から10月まで実施されており、その代わりとして
クーポン券の配付を始めた経緯から、
利用期間を10月末までとしている。事業の開始に当たっては、関係各課や財政当局とも協議をして決定させていただいたとの答弁がありました。 次に、
保健衛生費の
新型コロナウイルスワクチン接種事業において、
燕市議会において
ワクチンの有効性が議論されている現状を踏まえ、燕市における
ウイルス感染者の
ワクチン接種率などのデータを公開するべきではないかとの質疑があり、当局からは、
新型コロナウイルスに感染された方のデータは市には提供されないため、現状では公開することはできない。また、
新型コロナウイルスは変異を繰り返し、その都度
ワクチンの有効性も変化しており、燕市のデータで
ワクチンの有効性を示すことは難しいと考えているが、今後も国から提供される情報を基本に、
ワクチンの有効性を市民に伝えていきたいとの答弁がありました。 そのほか
保健衛生費の
水道料金負担軽減事業などについて質疑があり、当局からは詳細な答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(大原伊一君) 次に、
産業建設常任委員長の報告を求めます。
◆7番(小林由明君)
産業建設常任委員会の
審査報告を行います。 当委員会に審査を付託された議案は1件であります。去る6月22日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。 議案第35号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第3号)における当
委員会所管分について報告します。まず、商工費の
イノベーション拠点整備支援事業では、
補助対象事業の内容について質疑があり、当局からは、事業を廃止する場合や目的外に使用する場合は、国の
交付金基準に基づき、補助対象となる備品等の耐用年数に応じた
補助金返還が発生する場合があること、
整備事業完了後においても様々な支援策を講じていくことを考えていること、今後は審査に関する事項等も資料に加えることを検討するとの答弁がありました。そのほか
駐車スペースの確保や事業の広報、PRなど、種々質疑がありました。 次に、商工費の
ウィズコロナ社会活動再開支援事業、
市内企業感染症リスク管理支援事業において、対象となる事業者について質疑があり、当局からは、30人以上が参加する宴会、
結婚式場等の会場を想定しており、28事業者として積算させていただいたとの答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(大原伊一君) 各
常任委員長の報告が終わりました。 これより
委員長報告に対して一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより一括して討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第35号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第3号)を採決します。 本件について、
委員長報告はそれぞれ可決であります。本件は
委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
△日程第2 請願第2号及び請願第3号
○議長(大原伊一君) 次に、日程第2 請願第2号及び請願第3号を議題とします。 本件に関し、
総務文教常任委員長の報告を求めます。
◆12番(塙豊君)
総務文教常任委員会に付託されました請願2件の審査を去る6月20日に行いましたので、その経過並びに結果について報告します。 請願第2号
行政書士制度及び
行政書士法への理解を深め普及啓発を行うことについては、初めに本請願の提出者である新潟県
行政書士会の
新潟支部長、高野雅史様より、委員会に出席の上、請願趣旨の説明をいただき、質疑を行いました。質疑では、
行政書士会で行っている制度普及の取組の内容や非行政書士が報酬を得ている実態について質疑があり、また請願を商行為の宣伝に使わないでほしいといった意見がありました。これら審査の結果、全
委員一致で異議なく、願意妥当と認め、執行機関に送付し、その処理と結果の報告を請求するものといたしました。 次に、請願第3号
緊急事態に関する
国会審議を求める請願について。初めに、本請願の提出者である
神道政治連盟新潟県
本部本部長の星野和彦様より、
委員会出席の上、請願趣旨の説明をしていただき、質疑を行いました。質疑の後、非常事態の発生により国に重大な影響を及ぼす場合は
内閣総理大臣に権限が集中する規定が既にあるため、本請願には反対であるとする意見と、世界の動きや時代の動きに対応した議論は常に必要であり、この請願はその議論を喚起する趣旨のものであるとする賛成意見があり、起立採決を行った結果、起立多数で願意妥当と認め、関係機関へ意見書を提出すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(大原伊一君) これより
委員長報告に対し、一括して質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 これより一括して討論に入ります。討論は、請願第何号についてを述べてから発言をしてください。討論はありませんか。
◆14番(
長井由喜雄君) 私は、請願第3号
緊急事態に関する
国会審議を求める請願には反対ですので、討論を行います。 この請願は、
自然災害や
コロナ感染症などを例に、
憲法改正論に立って、憲法改正を目的に
国会審議を求めています。請願文を見ると、3つの点に立っていると思います。1つに従来の法体系では限界があるということ、2つ目に感染症や
自然災害に強い社会をつくることは
国民的課題だということ、そしてこれらを理由に憲法の在り方についての議論促進という改憲を求めるということです。これらに立って
緊急事態条項を創設するということが、全国的に同様に出されている本請願の本旨であるようですが、
緊急事態条項は
基本的人権の尊重に対する大きな脅威となる危険性が高いものです。 これは、
吉田内閣時代の
帝国憲法改正案委員会において、当時の
金森徳次郎国務大臣も、行政権力その他の国家権力を利用して人権保障を実現しようとしている
立憲主義体制を根底から覆すものであり、権力の濫用を生む危険がある、だからこそ
日本国憲法はあえて
緊急事態条項を設けていないのであると述べていることからも、直前の第二次世界大戦の当事者であった戦争を経験し、
基本的人権をいかに重視していたかが分かります。また、歴史的に見ても、ドイツのナチスによる独裁は、
緊急事態条項を利用して
国会議員を
逮捕し、国会機能を停止させた上で
全権委任法を制定し、
ヒトラー首相に権力を集中させることになりました。そして、日本においては、関東大震災のときに戒厳の下で国民の意識誘導が行われて、
社会主義者や朝鮮人などの大量虐殺が行われました。 本請願のように
自然災害などを理由にその必要性を求める声がありますが、日本では既に
災害対策法は精緻に整備されていて、
緊急事態条項を設ける必要性はないというのが法律家の多数の声です。もし災害が発生して国に重大な影響を及ぼす場合でも、
内閣総理大臣が
災害緊急事態を布告して、
生活必需物資等の授受の制限や価格統制を決定できるほか、必要なときには
地方公共団体等への指示ができるなど、
総理大臣への権限の集中規定があります。また、防衛大臣も災害時に部隊を派遣できる規定や、
都道府県知事、市町村長の強制権など、国民、住民の権利を一定範囲で制限する規定も設けられています。総じて
緊急事態条項は濫用の危険が大きく、立憲主義を破壊して
基本的人権の侵害を引き起こす危険を有し、必要性のないものと考えます。 以上、多くの議員がこの請願に反対を表明されることを期待し、私の
反対討論といたします。
○議長(大原伊一君) 賛成討論はありませんか。
◆2番(岡山秀義君) 請願第3号について、私は賛成の立場で討論させていただきます。 本請願は、議論をしましょうと求めるものであります。まずもって、議論の場である議会が議論を否定することは、私はおかしいと思います。コロナ禍においても様々な規制が行われてきましたが、日本においては多くが罰則のない、お願いしますの枠を出ることができず、規制するほう、されるほう、ともに混乱が生じております。 また、最近よく言われるのが、非核三原則においても、持たず、つくらず、持ち込ませずのほかに、考えず、議論せずの五原則と言われております。言葉は言霊と言われ、日本人は否定的なものや嫌なこと、理屈に合わないことを話してはいけないという習慣があります。最後は精神論や気合で乗り切れと、歴史的にも説明のできない行動を起こしてきました。 しかし、現代社会は世界の動きや歴史の流れに対応して動いております。目まぐるしく変化しております。常に議論と、国はその議論の中身を国民に説明する義務があります。本請願は、その議論をしましょうと国に願うものであります。結果を問うているものではありません。国民は、議論の流れを聞き、国のあるべき姿を国家に託すわけであります。今後も過去に経験したことのないような事態が想定されています。そして、それに対応する法体系が限界に来ております。まず、議論しましょうという本請願は、私は妥当であり、逃げてはいけないものだと思っております。議論を重視する本議会の議員の皆様の賛同をお願いして、私の賛成討論といたします。
○議長(大原伊一君) 反対の討論はありませんか。
◆11番(タナカ・キン君) 私は、この請願第3号
緊急事態に関する
国会審議を求める請願に対しての
反対討論を行います。 今ほども議論しようというものだというふうな賛成討論ありましたけれども、これはあまりにもちょっと分かっていないんじゃないかな。というのは、私は今までも言っていますけれども、まずそこがどういう団体がそれを出してきたのか。これは、例えば議会と私たちは各委員会で審議するわけですから、じゃその団体がどういう団体なのかというのは当然調べなきゃいけないし、その考え方について分かった上で、理解した上で、この内容をやっぱり皆さんそこでどうすべきかって、それが当たり前だと思うんです。 そこで、ちょっと私あれなんですけども、確かに
緊急事態に関するって、これだけ聞くと、なるほどなというふうに思います。この中でも、本当このコロナの感染症や
自然災害。ただ、
自然災害というのはどうですか。これ
自然災害、大災害、これはいつどこで起こるか予測もつきません。例えば大地震が起こったときに、それが道路が陥没しないような道路を造れというのか、橋が落ちないような強度の高い橋を造れというのか、建物が壊れないような建物を造れと言っているのか。そうじゃないでしょう。そうしたときに、大災害が起きても、もちろん孤立する集落も今までもありましたよね。でも、自衛隊が救援物資をヘリでもって運んだりとか、私らもお隣の三条で、18年ぐらい前ですか、水害が起きたとき、自衛隊がヘリコプターでやってきて、屋根の上に避難している人たちを救出している姿を見ています。それが日本ですから、それは、それについては何とかなっているのかなと。ただ、災害が起きないにこしたことはありません。 それで、先ほども言いました。この団体はどういう団体なのか。4つの団体があります。上から
国家基本問題研究所、日本をよくする
新潟県民の会、
神道政治連盟新潟県本部、
日本会議新潟県本部、この中で一番上にあるのが、
国家基本問題研究所が一番上なので、ここが最も主導権を持っているんじゃないかなと思います。 今回、この請願でも何でもそうだけど、提出先、
衆議院参議院議長や
総理大臣、また総務大臣その他ですけれども、この人たちは今回の提出している、例えば皆さんもご存じだと思いますけど
日本会議、
日本会議にはおよそ260人ほどの
国会議員が参加していると言われています。もちろん今回提出先のこの人たち、ほとんど入っています。また、
神道政治連盟、これも
国会議員300人ほどが参加しております。これもみんな入っているんです。いいですか。おかしいと思いませんか。自分たちが主なメンバーがそこに参加していて、そこの団体がその人たちにこれを提出する。何か変な話だなと、すごく単純に考えればおかしい話だなと。 それで、また先ほども言われた世界の動きというのは、それは分かります。世界の動き。世界の動きでもどう言っていたかといいますと、昨年の4月31日、これも政策提言を行っているんですけど、脱炭素の答えは原発活用だと。これ世界の動きと違いますよね。まして新潟県、
新潟県民であれば、原発に対する不安が拭い切れておりませんし、仮にその中の理由も、大きな
自然災害及びそれ以上のもっと脅威が来たときに、本当に大変だから、原発は再稼働をしないでいただきたい、これが
新潟県民の願いです。全く違うじゃないですか。そして、世界は脱原発のほうに行っています。これは、もう議員だったら皆さんも誰でもが分かるでしょう。 皆さんがひょっとしたらこれらの団体が分からないんでなかろうかなと思うので、私は今回
反対討論の中で今説明しております。 私も議論は大事だと思います。世の中というのは、互いに違う異なる議論、それを出して、よりよい方向を模索する、これが民主主義だと思いますし、日本の政治も是非そうあっていただきたいと。その中において、話合いはするなと、こうせよと、排除せよと、
日本学術会議を廃止せよと、こんな高圧的な人たちです。その辺のことをよく考えていただいて。これらに賛成するということは、もう皆さんもそういう人たちだということです。ものすごい、これ以上右はないというぐらいの右にいる人たちです。 私は、だから先ほど
反対討論された長井議員も誠にもっともな意見だなと。私今回は、この6月20日の
総務文教常任委員会にも傍聴をしました。もちろんこのこともあったんですけど。やはりそれに対して委員会では反対1人、賛成3人という結果でした。傍聴者ですから何も傍聴席から言えませんが、非常に残念でした。本当に皆さん、うちの
議員たちってそこまで右寄りの人たちなのか、本当そう思いました。だから、ひょっとしたら、先ほど賛成討論された議員、岡山議員いらっしゃいましたけど、本当に分かってそういうことを言っているのか。彼は、何度も何度も議論してねと。私、大賛成です。しかし、今回の請願者のこの4つは、そういうような組織じゃないんです。私たちの考え方と違う人間たちは排除しなさいと、しかもなおかつ高圧的に政府にまで意見を言っている人たちなんです。そういうことをよく皆さんお考えになりまして、こんな請願を通すようでは、
燕市議会も本当に疑われてしまいます。 以上のことから、私、この請願に対しては反対します。何とぞ議員各位におかれましては、私のこの反対している理由をよく理解していただいて、同意していただけることをお願いして、私の
反対討論を終わります。
○議長(大原伊一君) 今ほどの
タナカ議員の発言中、不適切な言辞がある可能性がありますので、後刻記録を確認の上、
議会運営委員会において調べて、皆さんと議論をして、結果を受けて適当な処置を議長として取らせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、ほかに賛成の討論。
◆17番(大岩勉君) それでは、私は今の請願第3号について、賛成の立場で討論をいたします。 今ほど前段の議員のほうから、
日本会議なり、またその団体についての内容がよく分からないようなことを言われました。その件につきましてもそうですけども、私がはっきり申しますと、今回の請願は日本の国をよくしたい、また新潟県をよくしたい、燕市をよくしたい、ただそこの1点に尽きていると思うんです。それに伴いまして、私の説明をちょっと議員の皆さん聞いてください。 私が議長のとき、こういうことがありました。この団体の方たちから、議場に、旧吉田の庁舎のときでした。燕市の議場にしっかりとこのような日の丸と市旗、市の旗を掲揚して、しっかりした議会制をやってもらいたい、そういう中でしっかりと審議をして、また燕市づくりをやっていただきたいという請願が出た。そのとき私は議長として受けまして、なるほどなと、今まで議場に市旗がなかった、また国旗も掲揚していなかった。これよそへ視察行っても、やっぱり皆さん掲揚しているんです。そういうところを考えたとき、これは請願はやっぱり取り上げて、皆さんに審議していただこうと、そういうことがあったんです。 そうしたら、どうでしょう。そんなの取り上げるの議長不信任だと、おめえはおかしいと、私は議長不信任案をぶつけられた。そういうときがあった。私はそれでも粛々とやりました。賛成していただく、燕市の議員はしっかりした議員のほうが、考えをしっかりされた方のほうが多いはずだと、自信を持って取り上げたんです。そして、当時の議場に賛成多数でもって市旗、国旗を掲揚することにしました。そのとき、旧議場なもんだから、掲揚する場所はなかったんです。今入り口にありますね、旗ざおに掲揚している。あれを急遽掲揚して現在に至っているんです。 この新庁舎建設検討委員会のとき、もうそれが既成となりまして、誰一人反対することなく、こういうふうに今議場になって、当たり前のようになっているんですけど、そういう請願をされた方たちの、今この団体なんです。そういったところを考えていただければ、何もおかしな、日本を壊そう、新潟県を壊そう、燕市を壊そうとか、そういうことを考えている団体でないということは、皆さん、良識ある議員の皆さんなら分かると思います。それに伴いまして、委員会は採決されたわけ。委員会採決というのはまた大事なものなんです。たとえ審議の中で反対があっても、委員長裁決、そういうことが決定したときは、それなりにやっぱり準じてやるのが議員だと思います。そういった意味におきまして、この今、市旗、日本の国旗がある、この議場でもって、私はこれ堂々とやっぱり言い返さないと駄目だと思って今討論したわけです。 ということで、良識ある議員の皆さんの賛同をいま一度お願いしまして、私の賛成討論といたします。以上です。
○議長(大原伊一君)
反対討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ほかに討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ほかに討論なしと認め、討論を終結します。 これより請願第2号及び請願第3号の2件をそれぞれ採決します。採決については、まず意見の異なる請願第3号を先に採決します。 では、請願第3号
緊急事態に関する
国会審議を求める請願を採決します。 採決は、投票システムによる採決とします。 本件について、
委員長報告は採択であります。本件は
委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 〔投票システムによる採決〕
○議長(大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) それでは、なしと認め、確定いたします。 〔投票総数16人、賛成12人、反対4人、棄権1人〕
○議長(大原伊一君) 採決の結果、投票総数16、賛成12、反対4であります。よって、請願第3号は採択と決定しました。 次に、請願第2号
行政書士制度及び
行政書士法への理解を深め普及啓発を行うことについてを採決します。 本件について、
委員長報告は採択であります。本件は
委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、請願第2号は採択と決定しました。 ただいま採択された請願は、地方自治法第125条の規定により、執行機関に送付をし、その請願の処理の経過及び結果の報告を請求することにいたします。
△日程第3 議案第36号から議案第38号まで
○議長(大原伊一君) 次に、日程第3 議案第36号から議案第38号までの3件を一括議題とします。 当局に提案理由の説明を求めます。
◎教育次長(太田和行君) 私からは、議案第36号 財産の取得について提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、
吉田トレーニングセンターの大規模改修工事に伴い、機能拡張を行うトレーニングルームに設置するトレーニングマシンの取得について、議会の議決をお願いするものであります。改修後のトレーニングルームにおいては、ランニングマシンの増設やフリーウエートコーナーの新設を行い、これまでご利用いただいている利用者の利便性の向上を図るとともに、新たな利用者の獲得を目指すため、トレーニングマシンを購入させていただくものです。 去る6月8日に3者による指名競争入札を執行し、新潟県燕市杉柳1060番地1、サカイ、酒井敏行が落札し、契約金額5,082万円で仮契約を締結させていただきました。つきましては、
燕市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決をいただきまして、本契約を締結させていただきたいと存じます。ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上です。
◎企画財政部長(春木直幸君) 私からは、議案第37号及び第38号の2件について、提案理由のご説明を申し上げます。 初めに、議案第37号をお願いいたします。議案第37号 三条市、燕市、加茂市、田上町及び弥彦村並びに新潟県三条・
燕総合グラウンド施設組合の公の施設の相互利用に関する協定の一部変更について、提案理由のご説明を申し上げます。燕市は、三条市、加茂市、田上町、弥彦村並びに新潟県三条・
燕総合グラウンド施設組合と関係市町村の住民福祉の向上等を目的とし、協定の締結により、公の施設の相互利用を行っております。今回、相互利用の対象施設の一つである三条市の三条市立図書館について移転改築され、所在地が変更となることに伴い、地方自治法第244条の3第3項の規定により、協定の一部変更について議会の議決をお願いするものであります。なお、協定の変更は、関係市町村等の議会の議決を経た後に行い、当該施設が供用開始となります令和4年7月24日より効力を生じるものとしております。 次に、議案第38号をお願いいたします。議案第38号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げます。本補正予算は、国の施設整備費補助金の内示を受け、国の補助金と併せて交付する市独自の障がい者社会福祉施設整備事業費補助金の追加交付に必要となる補正予算を計上させていただくものであります。 令和4年度燕市の
一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。第1条は、歳入歳出予算の補正であります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,325万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ465億4,249万5,000円とさせていただき、第2項は歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。 以上、議案2件につきまして、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(大原伊一君) 説明が終わりました。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより議案第36号 財産の取得について(
吉田トレーニングセンタートレーニングマシン)、議案第37号 三条市、燕市、加茂市、田上町及び弥彦村並びに新潟県三条・
燕総合グラウンド施設組合の公の施設の相互利用に関する協定の一部変更について及び議案第38号 令和4年度燕市
一般会計補正予算(第4号)を一括採決します。 本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第36号から議案第38号までの以上3件は、それぞれ原案のとおり可決されました。
△日程第4 発議案第2号及び発議案第3号
○議長(大原伊一君) 次に、日程第4 発議案第2号及び発議案第3号を議題とします。 最初に、発議案第2号
緊急事態に関する
国会審議を求める意見書を議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。
◆12番(塙豊君) 発議案第2号
緊急事態に関する
国会審議を求める意見書の提案理由の説明を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症等の流行は、中小企業の経営に深刻な影響を及ぼし、日本経済に大きな打撃を与えたほか、医療従事者や病床数の不足を招き、医療崩壊の危機を招く事態となりました。また、今後30年以内に高い確率で首都直下型地震や南海トラフ巨大地震の発生が予想されており、感染症や
自然災害に強い社会をつくることは全国民的な喫緊の課題であります。国家の最大の責務は緊急時において国民の命と生活を守ることにあり、国民はそのための施策と法整備、さらには根拠規定である憲法について国会が建設的な議論に取り組むことを期待しております。よって、国会においては、緊急時における憲法の在り方について建設的かつ広範な議論を促進するとともに、国民的議論を喚起するよう政府機関へ意見書を提出するものであります。 以上申し上げまして、提案理由の説明といたします。各議員のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(大原伊一君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を行いません。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。 これより発議案第2号を採決します。 採決は、投票システムによる採決とします。 本件は原案のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。 〔投票システムによる採決〕
○議長(大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) なしと認め、確定します。 〔投票総数17人、賛成13人、反対4人〕
○議長(大原伊一君) 採決の結果、投票総数17、賛成13、反対4であります。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、発議案第3号
燕市議会議員の
議員報酬等の特例に関する条例の制定についてを議題とします。 お諮りします。本発議案は提案理由の説明を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認め、提案理由の説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。 本件に関しては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を行いません。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。 本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。
△日程第5 議会選第3号 燕市
選挙管理委員及び同補充員の選挙について
○議長(大原伊一君) 次に、日程第5 議会選第3号 燕市
選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。 この選挙は、地方自治法第182条の規定により行うものであります。 お諮りします。指名については、議長より指名したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議長より指名することに決定しました。
選挙管理委員に中島の藤井昌治氏、道金の清水レイ子氏、桜町の川上正和氏、高木の星野友栄氏を指名いたします。また、同補充員に秋葉町3丁目の髙桑紀美江氏、桜町の村松宏氏、新堀の齋藤啓子氏、吉田下中野の堀孝一氏を指名いたします。 お諮りします。ただいま指名しました8名をそれぞれ
選挙管理委員及び同補充員の当選人とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8名が、それぞれ
選挙管理委員及び同補充員に当選されました。後刻その旨を当選人に告知いたします。
△日程第6
議員派遣第1号 議員の派遣について
○議長(大原伊一君) 次に、日程第6
議員派遣第1号 議員の派遣についてを議題とします。 お諮りします。ただいま配信しました資料のとおり、議員研修会等、本議会の議員を派遣することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり議員を派遣することに決しました。
○議長(大原伊一君) 以上で本日の日程は終了し、本定例会に付議された案件は全部議了しました。 これで本日の会議を閉じ、令和4年第2回
燕市議会定例会を閉会します。 全員ご起立願います。ご苦労さまでした。 午前11時20分 閉会...